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むらいクリニック通信

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熱中症

熱中症に気をつけよう!

今年もいよいよ本格的な夏がやってきます。長期天気予報では例年以上に暑い夏になるようです。気をつけなければいけないこととしては熱中症があります。

 

CPAP使用されている方も夜間蒸し暑くなり使用率も低下する方も増えます。

寝室環境が悪いとCPAPを装着して就寝しても途中で外してしまうことが多くなります。その頻度が多くなると昼間の体調も悪くなります。寝室環境を整えなるべくCPAP使用しましょう。

 

熱中症・・・・

高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。屋外だけではなく室内で何もしていないときでも発症します。症状としてはめまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分の悪化、体温上昇、異常な発汗などがあります。重症な場合は死亡することもあります。

 

夏の心地よい睡眠のためのポイント 

★水分摂取
睡眠中は水分を摂取できない上、睡眠時に失われる水分量は多いときで500㎖といわれます。また、トイレに起きたくないからという理由で水分摂取を控えると余計に脱水になりやすくなります。寝る前にコップ1杯の水を飲む習慣をつけるとよいでしょう。

 

★温湿度
室温は28℃以下、湿度は50~60℃を目標としましょう。室内の湿度を下げるためには、窓を開放し風通しをよくしたり扇風機の使用も有効です。室温が低くなりすぎると、皮膚の表面の血管が収縮し体内の熱を発散させにくくしてしますので24℃以下にはならないように注意しましょう。

 

★お風呂
夏場はシャワーのみで済ませがちですが、お風呂にしっかり入って深部体温を一時的に上げることにより、その後徐々に低下し寝付くのにいい状態になります。

 

★CPAPのマスク
汗や皮脂をきれいに洗ったり、拭きとっておきましょう。ヘッドギア(ベルト部分)も汗を吸収しているので、こまめに洗濯をしましょう!

 

★寝具
速乾、吸湿性のものを選びましょう。枕用冷却シーツや氷枕などで後頭部を冷やすと気持ちよく眠りにつけます。長時間の冷やしすぎは厳禁です!

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