喉の主な症状について
喉は鼻からの通路と口からの通路が交差したところで、咽頭と喉頭に分かれます。
咽頭は、細菌やウイルスが侵入しないように喉の粘膜とともに防御する免疫系の役割があります。喉頭の主な役割は発声することです。このように、喉も日常生活をする中で、大切な役割を持っています。
喉の病気で一般的なものは、咽頭炎です。
咽頭炎には、急性と慢性があり、のど風邪と言われるのは、急性咽頭炎となります。これは、ウイルス感染や細菌感染が主な原因となりますが、鼻炎から発症することもあります。また、急性咽頭炎が続くことにより慢性化することもあります。さらに、鼻炎をおこして鼻水が喉に入り込んだり、タバコ・刺激性のガスなどから起こる場合と、食物によるアレルギーなど、抵抗力が低下している場合にも起こります。その他にも、急性扁桃炎や、扁桃周囲炎などもあります。そして、最も注意しなければいけないものとして、咽頭がん、喉頭がんがあります。いずれも40代~60代の男性に発症することが多く見られます。
喉に何らかの違和感を感じた場合は、必ず当クリニックにご相談ください。