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むらいクリニック通信

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睡眠相後退症候群

今回、概日リズム睡眠障害の一つ、睡眠相後退症候群ついて取り上げます。

ついつい遅くまで起きていて、寝るのが遅くなり朝起きられないといったことはないですか?

 

概日リズム障害

私たちは、いつも大体同じ時間に眠くなり、同じ時間に起きています。これは睡眠や覚醒をはじめ、体温の変化、ホルモンの分泌などが、生体時計によってほぼ24時間の周期で繰り返されているからです。

この体内活動のリズムを「概日リズム」といいます。このリズムが乱れ、社会生活を送るのにふさわしい時間帯に寝起きできなくなる病気を「概日リズム睡眠障害」といいます。

人間には、早寝早起きで午前中から活動的な「朝型」と、夜になると活動的になる「夜型」のタイプがあります。

現代は、夜遅くまで働く人が増え、深夜までネットやゲームを楽しむなど、夜更かしする子供も増えてきました。

もともと夜型の人がさらに夜更かしをするようになると陥るのが「睡眠相後退症候群」です。

この病気の特徴は、明け方まで眠くならず、昼近く、あるいは昼過ぎにならないと起きられないことです。

なかなか寝付けないことから、不眠症だと思うことが多いですが、寝る時間が遅くなるだけで、睡眠時間は短くはありません。「眠れない」ことだけでなく「起きられない」ことも問題なのです。

不登校になったり、就職しても朝起きられず、遅刻や欠勤を繰り返し、社会生活にうまく適応できないという問題も出てきます。また、うつ症状が出やすくなったり、不安感が強くなったり、朝、立ちくらみがする、だるいなど、体調も悪くなります。

概日リズム睡眠障害4つのパターン

よく「低血圧だから朝が弱い」といいますが、リズムがずれていると、なかなか血圧が上がらず、

そのために朝は調子が悪いということも考えられます。

治療には、主に高照度光療法が用いられます。朝起きると同時に一定時間、日光や人工的高照度光を浴びることで、体内リズムを早め、その夜の入眠時刻を早くし、睡眠時間帯を徐々に正常化する方法です。

朝の散歩も効果的です。

午前中はなるべく外出して体温や血圧を上げるようにしましょう。

また、三食決まった時間に摂ることも重要です。特に朝ごはんは必ず摂ることが大切です。

睡眠が正常化しても不規則な生活をすると再び睡眠が遅れてしまうことがあるので、生活のリズムを崩さない努力を続けることが必要です。

 

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