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むらいクリニック通信

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聴覚・視覚と睡眠

聴覚・視覚と睡眠

コロナが流行り始めてからは、なかなか旅行や外出ができず、家でゲームをしたり、携帯やPCで動画を見たりすることが多くなったと思います。程々なら良いのですが、長時間動画を見ていたり、寝る前に見たりすると、目に悪影響を与えてしまいます。

寝る前に動画を見るのはなぜ良くない?

携帯やPCにはブルーライトというものが含まれています。そのブルーライトは、強いエネルギーを持つため、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで達してしまい、目に強い刺激を与えてしまいます。そうすると、目や脳を刺激してしまい、覚醒を促進してしまいます。覚醒が多くなると、睡眠の質も下がってしまい、朝起きづらくなったり、昼間に眠くなったりしてしまいます。ブルーライトをカットするシールや液晶フィルムを貼っても完全には防ぎきれないので、寝る1時間前までには、動画の視聴やゲームは控えるようにしましょう。

部屋の電気は影響ない?

部屋の電気も睡眠に影響します。寝る前に部屋を明るくしてしまうと入眠が遅くなってしまいます。入眠の時間を短くするためにも、部屋の電気を1~2段階落としたり、電気をLEDにしたりしてみましょう。部屋の電気を暗くしたからといって、携帯をずっと見てしまうと、睡眠の質が悪くなってしまうので控えましょう。また、お風呂場でも電気を調節すると、より良い入眠ができるでしょう。

動画を見ながらじゃないと眠れない…

毎日寝る前に動画を見ていると、それが習慣化され、動画を見ないと眠れなくなってしまいます。面白い動画だと、ついついハマってしまい、どうしても長時間見てしまいがちです。長時間見れば見るほど、睡眠の質もさらに悪くなってしまいます。ただ、すぐに辞めるのは難しいと思うので、まずは見る時間を少しずつ減らしてみましょう。最終的に動画を見なくても眠れるようになれば完璧です。また、動画の代わりに音楽を聴きながら眠ることも1つの方法です。

音楽を聴くと眠りの質が良くなる?

音楽はジャンルが様々ありますが、オススメなのは、自然の環境音で構成された『ヒーリングミュージック』や『クラシック』の曲です。ゆったりした曲は副交感神経を優位にし、眠りを促進します。逆に激しい曲を聴いてしまうと、脳が活性化されて、入眠を妨げてしまいます。また、歌詞のある曲もあまりオススメしません。とは言っても、始めから知らない曲を聴くのは…という方もいらっしゃると思います。まずは、あまり激しすぎない知っている曲を聴いてみましょう。ただし、一晩中聴くのも良くないので、入眠時にだけ聴けるような、短めの音楽を聴くようにしましょう。

 

参考文献:https://neru-sleep.com/tips_sleep/526/(夜間の動画視聴が睡眠に与える影響)

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