食中毒予防のポイント
食中毒予防のポイント
ペットボトルを一口つけて放置したらどうなるの
ペットボトル飲料を飲む人も多いと思いますが、一度口をつけて飲むと唾液の中の様々な細菌が飲料に入ってしまいます。
栃木県宇都宮市の実験ではミルクコーヒーを一口つけたら(30℃のふ卵器に静置)、24時間後には1万倍のおよそ1000万個、48時間後には3億個以上もの細菌が確認されました。
食中毒に気を付けて
これから夏本番、気温や湿度が高くなる夏は、細菌による食中毒が増加する季節。
近年、全国の食中毒患者数は減少傾向にありますが、家庭内に限ってみると、2020年には過去10年間で最多となっています。
夏に細菌性食中毒が多い
細菌が増えるには、
①温度
②水分
③栄養
の三要素が必要ですが、特に①の温度が一番大きな影響を与えているようです。
食中毒細菌は3~45℃ぐらいの幅広い温度帯で発育でき人の体温である35~36℃が大好きです。気温が高い夏は、食中毒細菌が大活躍します。
手入れをしていないマスク、ホースは細菌、カビにとっての宝庫!?
日常に手入れ方法はCPAP説明書、vol.108, 5月号にも掲載。洗い方を忘れた、わからない、という場合は遠慮なく検査技師までお尋ねください。
引用・参考 食品微生物センター、厚生労働省、宇都宮市