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むらいクリニック通信

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CPAP療法について

CPAP使用時間を延ばして治療効果を高めましょう

眠りの質の改善

睡眠時無呼吸症候群では、一晩に
【呼吸停止→血中酸素濃度低下→脳の覚醒反応】を数十回~数百回繰り返すため、深い睡眠段階への移行が妨げられ、睡眠の質が著しく低下します。

CPAP治療により無呼吸や低呼吸が解消されると、血中酸素濃度が正常に保たれ、覚醒反応が減少します。
その結果、深い睡眠段階への移行ができるようになり、眠りの質が大幅に改善されます。

多くの研究で、日中の主観的な眠気の改善にはCPAP使用時間が4時間を超えると改善効果が顕著に現れることが示されています。

 

高血圧の改善

CPAPによる高血圧改善の仕組みは

  • 無呼吸を防ぎ低酸素状態を解消することで、交感神 経の過剰な活動を抑制できる。
  • 睡眠の質が改善し、自律神経が正常化する。
  • 血管内皮機能が改善し、動脈硬化の進行を遅らせる

効果が期待できる。

ただし、上記のような治療効果を得るには、「一晩に4時間以上」の使用が必要とされています。

さらにCPAPの使用時間が長ければ長いほど、血圧改善効果も大きくなる傾向があります。

 

うつ症状や不安障害の改善

無呼吸(または低呼吸)で睡眠が分断されてしまうと深い睡眠が得られず、脳での感情処理能力が低下してしまうため、日中気分が落ち込んだり、イライラを感じたりします。
無呼吸症候群の人は、無呼吸症候群でない人と比較すると、うつ病と診断される割合が高くなるという研究もあるようです。

これらの改善の為には、質の良い睡眠をとり、脳への酸素供給を十分に行うことが必要で、やはりCPAP治療が効果的であるといえます。

気分の改善には4週間~3か月の継続使用が必要といわれています。

 

お伝えしたように、CPAP治療で様々な効果が期待できますが、
短時間の使用では、改善効果が限定的になってしまう可能性があります。

全く使用しない場合と比較すれば一定の効果は期待できますが、いま効果があまり感じられず使用頻度が下がっている方も、継続することで徐々に改善が見られることが多いので、焦らず根気よく治療を続けることが大切です。

何か困ったことがあれば、都度ご相談ください。

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